市内に暮らしていると、晴れた日には遠く比叡山のてっぺんに延暦寺がうっすらとみえます。小学生の頃は大晦日夜、きっと皆んなが紅白を見てる時間に、延暦寺で除夜の鐘をつきに出かけるのが楽しみでした。山の頂上は雪が積もっていたり、ひんやり透き通った空気、巻の焚き火のぱきぱきとした音や木の香り、リズミカルなお経、ちょっと怖い鬼祓い式など、同じ京都市でも街中と比べて別世界だったのを今でも覚えています。
学校で戦国時代について学んだ際には織田信長が延暦寺を焼き討ちしたことが衝撃でした。いくらお坊さんと意見があわへんかったとはいえ、ここまでするか?どやってこんな急な山道を馬で登ったんやろ?お寺を焼いてばちがあたること心配せーへんかったのかな?など疑問だらけでした。
2000年までは山頂に遊園地もあり、夏恒例のお化け屋敷では幽霊のふりをしたバイトに混ざって本物の口裂け女がでるという噂でした。怖くて訪れたことはありません。




すっかり写真を撮るのに忘れてしまったので、ここから2枚は後日に延暦寺を訪れたFayさんの写真です、、ありがとう!
