京都の隠れスポット・三尾-高山寺編

高山寺

三尾シリーズ、ラストを飾るのは栂尾山の高山寺です。

一番初めにお伝えした国宝「鳥獣人物戯画」があるところです。

三尾の中で一番東に位置する栂尾山にあり、1994年に世界遺産に登録されています。

高山寺の創建は奈良時代に遡るともいわれており、神護寺の別院だったのが、建永元年(1206)明恵上人が後鳥羽上皇よりその寺域を賜り、寺号を高山寺として再興したそうです。川端康成や白洲正子、河合隼雄の著書にも紹介されたみたいです。 (高山寺HPより)

高山寺は鳥獣人物戯画だけでなく、日本最古の茶園としても有名で、宇治茶の源流は高山寺にあるそうです。境内には「日本最古の茶園」が残されています。

高山寺は文化財の宝庫と言われるほど、国宝及び重要文化財がたくさん貯蔵されています。

その中から一部紹介させていただきます。

まずはこちら。国宝の石水院です。

明恵上人が後鳥羽院より学問所として賜った建物だそうです。

ここに明恵上人像や鳥獣人物戯画が貯蔵されています。

お庭です。建物の中もそうですが、田舎のおばあちゃんの家に遊びにきたような落ち着く雰囲気がありました。

かなり反射しておりますがこちらは高山寺の狗児(子犬)です。

明恵上人が可愛がっていたと伝えられている犬の像で、重要文化財に指定されています。

高山寺では鳥獣人物戯画が描かれたレアな公式御朱印帳があります。

高山寺の公式認定証付だそうな。

オンラインでも2,200円で販売してました(笑)

高山寺の詳細はこちらをご覧ください。

MEMO

■拝観時間 8:30~17:00 

■拝観料  800円 ※紅葉時期のみ 入山料500円

■交通   JR京都駅からJRバス高雄・京北線「栂ノ尾」「周山」行で約55分

       (途中、四条大宮・二条駅前・円町などを経由)、栂ノ尾下車。

      地下鉄四条駅から、市バス8系統で約50分、高雄下車、徒歩約15分

      栂ノ尾バス停近くに市営駐車場があります。50台(無料)※11月のみ有料

      詳細はこちらを:https://kosanji.com/access/

最後に、三尾のおすすめルートとおやつ情報をお届けします。

特に決まった回り方はないのですが、個人的には高山寺⇒西明寺⇒神護寺がいいかなと思います。

高山寺と西明寺は少し離れているので、バスで高山寺まで行って、西明寺、神護寺とめぐって最後に神護寺の近くにあるもみぢ家さんでご飯を食べて帰るコースをお勧めします~。

ちなみにもみぢ家さんは料亭旅館で、川床もやってらっしゃいます。

川床メニューもあれば、お風呂付プランなどもありますので、HPチェックしてみてください。

参考 もみぢ家もみぢ家

おやつ情報2つです。

一つ目は西明寺のすぐそばにある指月亭さん。

お食事処でご飯もやっておりますが、ここではお茶休憩によらせていただきました。

▲お抹茶とお団子いただきました

二つ目は神護寺の近くにある硯石亭さん。ここはみたらし団子が有名です。

▲みたらし団子としょうが湯でほっこり

それぞれの位置関係はこちらをご覧ください。

参考 お食事処・宿泊

以上三尾シリーズでした!ぜひ一度回ってみてください~^^