マグロと滝の旅

先日は GoTo トラベルキャンペーンを利用して和歌山県の紀伊勝浦へ行ってきました。グーグルマップを見るとさほど遠くなさそうですが、京都駅から新大阪駅で乗り換えで計5時間はかかります。紀伊勝浦は静かな漁港町、日本有数の生マグロ水揚げ基地があることで知られています。同じ関西地方でも駅を降りると外は京都より暖かく、町で出会った方々もいつもの関西弁ではなかったので「旅に来た!」という気分になりました。

▲ 穏やかな勝浦湾、10月下旬でも日中は暖かく過ごしやすかったです

ぶらぶらと町を散歩をしていると漁師が網を解いていたり、若い人からお年寄りまでが海辺で釣りをしていたりと、のどかで時間がゆっくり流れているようです。海岸沿いの足湯で偶然出会った地元の方に「明日6時に起きて漁港にいくと、水揚げが見られるよ」という貴重アドバイスを頂いたので、翌朝、眠い目をこすりながら行ってみると、今までTV映像でしか見たことのなかった、マグロの競市が行われていました。

▲ このように、船から次々と大量のマグロがあがってきました

数百、もしかすると千匹以上でしょうか、マグロの数に圧倒されました。紀伊勝浦は生まぐろの水揚げが日本有数の魚市場、下の写真はごく一部で、同じ様なオープンスペースが更に二ヶ所。ここから全国各地の飲食店へとマグロが運送されていきます。競市の後には地元の方に教えていただいた「竹原」で極厚の赤身の刺身を頂きました。

▲ 黒光りする巨大なマグロが所狭しと並ぶ

午後には那智の滝を訪れました。ここは人から薦められたり雑誌で読んだりして、以前より興味があったのですが、今回 GoTo でやっと訪れることができました場所です。

▲ 那智の滝、落ち口の幅13メートル、滝壺までの落差は133メートル

那智の滝の魅力を言葉で伝えきることのできない言語力の未熟さを痛感していますが、遠くからも聴こえる澄んだ水の音、森林の浄化された空気、そしてスケール感。那智の滝は「飛瀧権現(ひろうごんげん)」と呼ばれ、神でもあり仏でもあると信じられてきたのが理由が滝の前に立っていると感じることができます。

▲ 那智山の青岸渡寺、ここから眺める那智の滝も絶景でした。このブログトップの写真です

最後に!GoTo トラベルキャンペーンでは、旅行代金のおよそ15%が紙もしくは電子クーポンとして支給されますが、電子クーポンを使える店舗が限られています。10月末の時点、紀伊勝浦で利用できたのは駅側の酒屋一件のみでした。旅先で利用店探しに慌てることのないよう、事前にチェックすることをオススメします。

京都駅から紀伊勝浦駅の乗換案内:
www.jorudan.co.jp/norikae/route/京都_紀伊勝浦.html

勝浦市場水揚実績:
http://wkgyoren.com/harvest/index.html

地域共通クーポン取扱店舗MAP:
https://map.goto.jata-net.or.jp