観光MBA×面接試験

京都大学

10月のKCB Radioのテーマ「京大・京大MBA」に沿って、こちらのWEBでも今月は京大MBAに関する情報を発信させていただいております。これまで、京大MBAでの学びを中心にお話させていただいたので、今回は1次選考の書類審査通過後の2次選考、面接試験について少しだけ紹介させていただきます。以前にWild81さんも入試について書かれておりますので、併せてご確認ください。

▲京大HPより

HPを見ると今年の願書は2020年11月12日(木)~11月18日(水)午後5時まで、面接試験は2020年12月26日(土) 9時00分~17時00分となっております。 ※願書は上記期間内に、インターネット出願登録と入学検定料の納入+出願書類が大学に到着していなければなりませんのでご注意ください。

今のM2の時は面接試験が年明け一番初めの土日にありました。年始早々でそわそわした年末を過ごしたこと今でも鮮明に覚えています。入学後、同期の皆さまで面接日の文句を散々言った記憶があります(笑)。それでなのか、昨年、今年の面接は12月末に行われるみたいですね。

面接は大学内の教室で行われました。一人当たり約15~20分で1次選考通過の結果とともに面接試験の日時の案内が同封されていたと思います。十数名の受験者がいたので、確か時間は2部に分かれていたと思います。ちなみに私は午前中1部の試験でした。

待合室に入ると数名教室で待っておられ、今考えると観光MBAコースの方は私を含め5名、他のプログラムの方も数名同じ教室におりました。自分の時間になるまでおのおの携帯を見たり、本を読んだり、ノートを見たり・・・今でもあの時の緊迫した雰囲気と自分の緊張具合を未だに覚えています。9時になると担当の方が来られ、トップバッター(ちなみにOZでした笑)の受験番号を呼び、面接会場へと向かわれました。次の方からは受験者が次の番号の方を呼びに行くスタイルでした。私はsocksさんに呼ばれ、面接終了後は「お父さん」というあだ名の最年長同期メンバーを呼びに行きました。未だに結構覚えているものですね(笑)教室案内後、「頑張ってください」と一言付けるリレーが行われていたそうですが、その辺の記憶が無いので私言ってないかもしれません・・・。

面接は観光MBAの教授2名との1対2の形式でした。面接の内容はHPでは下記の通りです。

私の場合は志望動機や学びたいこと、卒業後どのように活かしたいか等、1次選考で提出した学習計画書に基づいた内容に加え、先生方が気になった点について質問されました。

面接と言えば自分自身のことや志望動機、学習計画書の内容がメインだろうと踏んで臨んだのですが、一番初めの質問は

「なぜ私が所属する会社はエクスペディアに勝てないのか」

でした。予想と違ったので少し焦りましたが自分なりの見解を答えると、先生の意見も伺うことができ、ミニ講義を受けたような気分になりました(この質問から関連する会話が5分ほど続きました。) その後は学習計画書に基づいた質問や自分がこれまでやってきたことに関連する質問が続きました。最終、私の所属する会社で「チケットは買わない」と先生に言われ少し悲しくなった記憶があります(笑)。

面接時間は15分ほどだったと思います。他の方に聞くとそれ以上だった方もいらっしゃいました。私が受けた印象では面接試験と言うより講義のような内容でした。ただ、面接する先生方によって雰囲気や内容は大きく変わるようです。今年のM1の方のお話を聞くとまた全然違う印象です。

なので対策するとすれば、自身のこれまでのキャリアや将来の展望、学習計画書に記載した内容は全て説明できるようにしておくことはマストだと思います。それに加えて世の中の動きや新聞はチェックしておいた方がよいと思います。ちなみに私は少しでも観光に関する知識を身につけておこうとデービッド・アトキンソンさんの「新・観光立国論」と自分の会社の会長の本を読んで臨みました。が、全く触れませんでした(笑)

参考 デービッド・アトキンソン 新・観光立国論Amazon

でも読んでおいて良かったと感じております。

とにかく緊張しまくりの面接試験でしたが、自分の意見をしっかり伝えることが重要だと感じた面接でした。あまり参考にならないかもですみません・・・。

受験の際、少しでもお役立ていただけましたら幸いです。

ではまた~