心の赴くままに:京大MBA通学と仕事の両立〜サラリーマンの場合〜

京大

ご無沙汰してます、Wild81です!

先日のKCB Radioのゲストは、講義や論文指導等で大変お世話になっている経営管理大学院の若林直樹先生でした。京大MBAや観光MBAに関する、受験生・学生目線の質問に対して、若林先生がざっくばらんに回答してくれています!興味ある方いたらぜひご視聴してみてください^^

9月のKBC Radioのテーマは「京大・京大MBA」です。このテーマに沿った内容でKCB仲間がブログの方でも良質な情報を発信をしてくれています。さきちゃんの授業だけじゃない京大MBAの魅力、廣瀬君の観光MBA受験とお勧め講義、Fayさんの京大MBA:一般選抜ルート、chikaraさんのwith コロナ時代の交換留学プログラム等々、受験を考えている方や通学している方々にとって有益な情報を提供しているので、こちらもぜひご確認してみてください^^

現在、私は会社勤めをしながら京大MBAに通学しています。今回は周りの方からよく質問される「会社勤めをしながらの大学院通学」について、情報をお届けさせていただきます。

入学前

まず何より大切なのが職場の方々や家族の理解ではないでしょうか。通学をすることで一定時間講義等で拘束されます。周りの皆さんに迷惑をかけてしまうこともあるので、しっかり周りの方に説明し、ある程度ご理解いただいた上で通学することをお勧めします。職場に何も言わずに通学している人もいるということを聞いたことがありますが、恐らくだいぶご苦労されていると思います。

私の入試試験の際は、書類書類に”推薦書”の提出も含まれていました。今年度の要項でも「任意で1通以上提出することが出来ます。所属長等が作成したものが望ましいです。様式は自由です。」との記載があります。

私は受験当時の直属の上司に作成を依頼して作成していただきました。書いていただいた上司には今でも本当に感謝しています。上司とのやり取りの中で、何を学ぶのか、学びをどうやって現在やこれからの業務に反映させていくのか、どうやって仕事と学業を両立させるのかを整理することができました。

参考 募集要項2021年度<br /> 京 都 大 学 大 学 院 経 営 管 理 教 育 部<br /> (専門職学位課程)経営管理専攻学生募集要項

入学後

京大MBAは特にM1前期が大変と言われています。その理由は卒業要件やM2への進学要件となっている”基礎科目”が前期に固まってためです。観光MBAでは経営戦略、組織行動、マーケティング、会計学、統計分析の5科目が対象となっており、その全てが前期に固まっています苦笑 

2019年の前期の基礎科目時間割をご覧ください。容赦無く平日昼間に設定されています😅

月曜日2限(10:30~12:00):組織行動

月曜日3限(13:00~14:30):マーケティング

火曜日2限(10:30~12:00):経営戦略

火曜日3限(13:00~14:30):会計学

木曜日の3限(13:00~14:30):統計分析

参考 履修について京都大学経営管理大学院観光経営科学コース

1日のタイムスケジュール

基礎科目を履修するために私は有給制度を活用しました。具体的には、下表左側をご参照ください。月・火曜日は有給(半日)を取得して通学しました。通勤→仕事→通学→講義→職場へ戻る→仕事→帰宅というスケジュールを組立て、通学には自転車を活用して30分かけて通学しました。

仕事と通学を効率的に行うためには、1日に複数の講義を受けることがポイントとなります。私は最大で1日3コマ受講する日もありましたが、有給や振替休日を利用することで通学することができました。長期履修や3年間での卒業を目指すのであればここまでする必要ありませんが、サラリーマンの場合、あまり悠長に構えることができないと思うので、このような工夫が必要になると思います。

ちなみに、右側は2020年前期の例です。コロナ以降でガラッと変わりました。在宅勤務+オンライン講義受講というスタイルです。通勤・通学時間がなくなり、体力的・精神的に楽になった感じですが、chikaraさんブログのオンライン授業で十分なのか?にあるように、オンラインのみで行われる講義へのもどかしさは沢山感じていました。

終わりに

私は会社員として働きながら大学院に通学しています。体力的・精神的に厳しい局面も多々ありますが、職場の方、家族の理解やサポートのお陰で、なんとかM2までたどり着くことができました。また、MBA同期だけでなく教授陣・事務方のスタッフの方々のサポートのお陰で充実した学生生活も過ごすことができています。これからも周りの方に対する感謝の気持ちを忘れずに、大学院での学びを深め、いずれ社会や会社に還元していきたいと思います。

今回のブログが、会社員として働きながら京大MBAや他の大学院通学に興味・関心を持たれている方の背中を押すきっかけになれば幸いです。

それでは、また!