この画像、そしてキャラクターたちをどこかで見たことはありませんか?
私は羽田空港の国内線ターミナルで流れていた映像に、彼らがチェックイン~搭乗までの流れを表現していたのを見たことがあります(笑)
これは日本最古の漫画といわれている国宝の「鳥獣人物戯画」です。
そしてこの「鳥獣人物戯画」は京都・三尾で生まれました。
京都・三尾とは、高雄(尾)山、槇尾(まきのお)山、栂尾(とがのお)山という三つの山に囲まれた京都の郊外に位置する隠れスポットであり、紅葉の名所として有名です。
三尾には、作中楽しそうに遊ぶウサギやカエルたちが出てきそうな自然がたくさん残っています。
春は桜にミツバツツジ、夏は青もみじに納涼川床、秋はもみじとライトアップ、冬は雪景色と、四季折々の美しさが広がります。
それぞれの山には、神護寺(高雄)、西明寺(槇尾)、高山寺(栂尾)とぜひ訪れていただきたいお寺があります。
ちなみに先ほどご紹介した「鳥獣人物戯画」は高山寺で見ることができます^^
自然に囲まれたそれぞれのお寺では、日々の忙しなさを忘れさせてくれるようなゆっくりとした時間が流れており、身も心も癒してくれます。
コロナ疲れを解消すべく、ぜひ三尾めぐりをしてみてください^^
前置きが長くなりましたが、今回は中でも私のお気に入りスポット、高雄山の神護寺についてちょこっと紹介させていただきます。
神護寺は天長元年(824)に平安京造営の最高責任者であった和気清麻呂公が愛宕五坊の一つとして創建した「高雄山寺」と国家安泰を祈願するために創建した「神願寺」を合併して「神護寺祚真言寺」と改められたことから始まります。高雄山寺の時代には和気一族に招かれて、比叡山の伝教大師最澄や弘法大師空海が入山され、平安仏教の中心的な役割を果たしたそうです。(神護寺パンフレットより)
神護寺は国宝と重要文化財の宝庫で目に入るものすべてが圧巻です。全てはお伝え出来ませんが、一部ご紹介を。
まずは入り口・・・・



紅葉前だったので少し色味がかっています。




▲神護寺名物のかわらけ投げ。厄除けのかわらけをより遠くに飛ばすことができたらご利益があるそうです。ちなみに1組2枚で100円。ここからの景色も圧巻です!緑豊かで目が良くなりそう(笑) 年に一度かわらけ投げ選手権があるそうです
とまあ魅力的なスポットはまだまだあるので、一度訪れてみてはいかがでしょうか^^
詳細は下記のとおりです。
■拝観料 中学生以上600円、小学生300円
■交通 JR京都駅よりJRバスで約50分「山城高雄」下車 徒歩20分
阪急烏丸駅、大宮駅より市バス8号系統で約45分「高雄」下車 徒歩20分
駐車場がありませんので、お近くの市営駐車場をご利用ください
ちなみに、この時近くのお店でランチに瓦そばをいただきました。
瓦そば 松右衛門さんです。360度自然に囲まれた川床のようなお店は雰囲気がとっても良く、マイナスイオンを感じまくりです。窓の外は川が流れています。


▲アツアツの瓦の上で牛肉や錦糸卵、九条ネギの薬味と併せて出てくる茶そばが有名です^^人?鬼?の顔に見えませんか?(笑)
専用のおつゆにつけて食べるのですが、瓦で焼けてカリカリした部分とそうでないやわらかいお蕎麦の部分とブレンドされ楽しい触感を味わうことができます。牛肉にもしっかりと味がついていて美味でした。
参考 店舗情報瓦そば 松右衛門三尾めぐりの際、足を運んでみてはいかがでしょうか^^
以上!神護寺編でした~
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[…] 今週のTAKAさんの記事にもありましたがそろそろ紅葉の時期ですね!紹介されていたどのスポットも本当にきれいです。昼と夜とで雰囲気が変わるのがまた楽しみなところです。個人的にはこのHP立ち上げ当初に紹介させていただいた神護寺の紅葉がおすすめです。大階段の両脇にそびえる真っ赤なもみじが圧巻です。 […]