Leadership Development(御立先生)の講義の中で、キング牧師の名演説が紹介されました。恥ずかしながら、私はそれまで全文を読んだこともなければ、聞いたこともなかったです。。Kyoto Connection Base仲間のチカラさんから動画を紹介してもらい初鑑賞し、心が震えまくったので紹介させていただきます。京都大学大学院での学びの断片を感じていただければ幸いです。
1963年8月26日に行われた参加者が20万人を超える大集会において、キング牧師は人種差別の撤廃と各人種の調和という高邁な理想を、非常に簡潔な文体とゆっくりわかりやすい口調で演説し、聴衆の心を鷲掴みにしました。
私はこのスピーチからリーダーシップにおける大切な視点を3点学ぶことができました。①大観衆に想いを伝える場合、聴衆の理解を促すために、ゆっくり丁寧な口調で話しかけることが大切。②同じ文言を繰り返すことで文言の重要性が伝わりやすくなり聴衆の頭に残る。③感情の露出も時には重要。感情の起伏がない演説では人の心を震わすことはできない。
私が将来ビジョンを語る際、これらのことを意識して語りかけることになりそうです(笑)お気づきの方はぜひご指摘並びにアドバイスお願いします。キング牧師のような素晴らしい演説ができる心を養っていきたいと思います。
下記 URLより動画にアクセスできるので、興味ある方はぜひご閲覧ください。

キング牧師はテネシー州のメンフィスで39歳の若さで暗殺されてしまいました。Kyoto Connection Base仲間のさきちゃんは、メンフィスで幼少期を過ごしていたそうです。メンフィスの小学校では毎年1回必ず人種差別に向き合うプログラムが用意されていたようです。キング牧師の想いが、教育を通じて次世代に紡がれていることを教えてもらいました。
黒人男性が白人警官に押さえつけられてお亡くなりになられたことをきっかけに、アメリカ各地でデモが拡大しております。新型コロナウイルス が拡大する中で、格差や人種差別といった問題が改めて浮き彫りになったことが背景にあるとも言われています。約60年前のこの演説に人類は再び耳を傾ける必要があると感じています。
“I have a dream”